
当寺は、永平寺【福井】、總持寺【横浜】の二寺を両本山とする曹洞宗の禅寺である。阿曽の地には、寛文元年【1661】に創建された不盡山宝泉寺と、寛延元年【1748】に創建された諏訪山龍祥寺の二ケ寺があったが、明治27年この二ヶ寺が合寺され山号を宝泉寺より継承し寺号を龍祥寺として「不盡山龍祥寺」がこの地に建立された。その合寺を願った十二世法参玄契大和尚が明治初期に植えたと伝えられる〈不盡桜〉が三重県の名木百選の一本として、春には多くの人々の目を楽しませ、心を癒している。
由緒・歴史
our history


honzon
本尊
薬師如来坐像、日光、月光菩薩像〈江戸初期〉を本尊とする。江戸期より、特に授乳や子育てに霊験あらたかとの信仰があり、御本尊の薬壺を持った左手から伸びる五色の糸を持って拝すれば母乳の出がよくなると近郷近在のお参りが多かった仏様である。子宝と子供の成長、病気平癒、学力向上等の現世利益の願いが叶う仏様であるため〈叶薬師〉と呼ばれている。

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仏像
近年修復され、まばゆいばかりに光り輝く尊像である延命地蔵菩薩像、伝鎌倉時代に幾多の願いを聞き入れてこられた尊像で神秘的なお姿をしておられる願掛け地蔵尊、恋愛、縁結び、家庭円満をつかさどる 仏として信仰され、気高く神々しい気品がある愛染明王尊、繁栄や幸運を意味し美貌、金運上昇を授けるとされる吉祥天尊などをお祀りしている。

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稲荷堂
豊川稲荷の御分霊を江戸時代に賜って以来、阿曽吒枳尼真天【だきにしんてん】をお祀りしている。商売繁昌、交通安全などの現世利益の加護を求め県内外からの参拝者が多い。「龍祥寺福熊手」はこの稲荷大明神の祈祷札を付け皆さんの願いが届くべく住職が全身全霊をもって御祈祷している。また、参拝の石段が七十七段あるため縁起のよいお堂であると人気がある。
